講座名
コップで教訓茶わんをつくろう
登録分野
物理
講座内容
1.実験の目的
 沖縄石垣地方に伝わる「教訓茶わん」や他の身近な道具を使って、何故?どうして?と不思議さと疑問を持たせることを目的とする。
 将来、「こんな実験や体験(いたずら)をしたなー。」と覚えていてほしい。
2.実験の内容
(1)教訓茶わんを使ったデモ実験とサイホンの原理や大気圧の働きを示す演示
 ①透明コップで作った教訓茶わんを用いて、水がこぼれないときと全部出るときを演示する。本物の教訓茶わんでも行う。
 ②ピペット洗浄器やメスシリンダーを使って水の流れを見せ、①の現象を説明する。
 ・水が流れるのは液面差である。・水を押し上げるのは大気の力(大気圧である)・サイホンの原理へと発展させる。
(2)大気の力(大気圧)による現象(変化)の演示
 ①大きな風船(径約90cm)による衝撃体験:空気の入った風船と空気のない風船の比較。
 ②空き缶つぶし:水を入れて沸騰させ、栓をして急冷させる。
 ③フラスコ内のゴム帽:フラスコの水を沸騰させ、中のゴム風船を膨らませる。
 ④こぼれないコップの水:水を入れたコップを紙等で支えて逆さにし、支え手をとる。
 ⑤減圧によるラップの破裂:ラップを容器に張って減圧して割る。
 ⑥「ゴムぴた君」を使った机の持ち上げ:ゴム板でつくった「ゴムぴた君」で持ち上げる。
(3)サイホンの原理を利用している身近なものを示す(演示)。
 ①流しの下や水洗トイレのサイホンの原理
 ②手動式石油ポンプやホースのサイホンの原理
(4)教訓茶わんを紙コップや透明コップでつくる(参加者の作業)。
 ①最初から紙コップの製作が上手にできなくても、自分で最後まで作ることを心掛けさせる。
 ②時間の許す限り何個でも作る。
 ③透明コップの教訓茶わんも作る。すべてお土産とする。
(5)最後のおまけの実験とする。
対象
幼稚園生, 小学生全般, 小学生低学年, 小学生高学年, 中学生, 高校生
派遣地域
県央, 県北, 鹿行, 県南, 県西
派遣曜日
月, 火, 水, 木, 金, 土, 日, 祝
謝金
※別途、旅費(交通費)がかかります。
謝金詳細

教材費
教材費詳細
1人50円
対象詳細

対応地域詳細

対応曜日詳細

対応人数
無制限
依頼団体準備物
机(2~4本)、黒板(白板)
プロフィール(資格・免許・勤務歴等)
元県立高校理科教員
その他参考となる事項